第9回:横山かほり氏/有限会社ナビッツ 代表取締役

2008年7月13日

横山かほりさん第9回「カラフル・キャリア対談」は、有限会社ナビッツを経営している横山かほりさんをご紹介します。

「結婚しても、出産しても今まで通りの仕事+環境で活躍したい!」という思いから起業、大阪でナビッツを立ち上げる。3年後、ご主人の転勤とともに東京へ移り、同時にナビッツ東京を設立。パソコン周辺に関するナビゲーション、インストラクションからソフト作成、またHP作成、エリアガイドの作成など、「子育て中でせっかくの技術を生かせる場がない」「自分の実力を認めてもらいたい」そんな方のスキルを生かしたアウトソーシングのプロの集団です。趣味ではじめた占い歴は8年、習いはじめて4年後には「まりまろの個性分析」のサイトを作成し、書籍も出版。現在2児の母として子育てしながら、ご活躍されています。

プロフィール

横山かほり/有限会社ナビッツ 代表取締役
88年に短大の児童教育科を卒業。同年、(株)日本旅行へ入社、受付カウンター業務経験後、添乗員として世界各地を飛び回る。93年9月に結婚、歩合給の営業などを経験し、翌年4月から地域情報誌の編集部で編集企画営業を担当し、同時にインターネットの世界を知る。96年4月よりSOHO開始、97年7月に(有)ナビッツを設立、代表取締役に就任。

「結婚しても・出産しても今まで通りの仕事+環境で活躍したい!」
との思いで立ち上げたナビッツ

高田:今日はいろいろおうかがいしたいのですが、まずは現在のお仕事について教えていただけますか?

横山:97年に、はじめは大阪でオフィスを立ち上げました。ちょうどインターネットが出始めた頃でした。結婚はしていましたが、「出産しても今まで通りの仕事+環境で仕事をしたい!」「ウェブを中心とした地域のエリアガイドをやりたい!」、ということで会社を立ち上げました。

高田:サイトへ掲載されていましたが、「子育て中でせっかくの技術を生かせる場がない」「自分の実力を認めてもらいたい」そんな方のスキルを生かせるようにナビゲートするアウトソーシングのプロ集団を目指しているとか?

横山:私は何もできないから、できる人を集めてやる、という思いで立ち上げました。会社名にもあるナビッツも、ナビゲートするという意味です。インストラクションからソフト作成まで、パソコン周辺に関するナビゲーション、またHP作成、エリアガイドの作成など、そういうプロを集めて、コーディネートする仕事です。

高田:編集のお仕事は以前からやっていらしたようですが、コーディネートのお仕事もそうですか?

横山:一番はじめのきっかけは、自分がパソコンを習っている時期に、いろいろ話している途中で「教えます!」ということになり、仕事がとれてしまったんです。ある保険会社のパソコン指導の研修でした。急いでエクセルの講師を探して来て、「この先生が教えます!」とご紹介したんです。チラシを作って欲しいという依頼があれば、「作ります!」と言い切り、製作者を探したり、というように。

高田:すぐに仕事にしてしまうんですから、営業力があったのですね。

横山:やったこともないことを、さもできます、と言うことができたのかもしれません。20代は旅行会社で添乗員をしていましたから、行ったことがないのに行ったことがあるようにして案内する、という癖がついていたからできたかもしれない。もちろん、今は実績がついてきたので、経験に基づいてご提案やアドバイスしています。

高田:営業のご経験もあるんですよね?

横山:広告営業とか、電話回線の営業なんかもやりましたね。そこで営業ノウハウを習得できました。

高田:それが今に活きているんですね。

横山:そうかもしれません。やりたいことは、やはり旅行関係か、広告関係でした。もともと人と関わることは好きだったんですが、だんだんと形に残したい!と思うようになってきたんです。雑誌とか、何か形に残るもの。まさか、将来はそれを一人でやろうとは思いませんでしたが……。

高田:企業のHP制作もしていらっしゃいますね。

横山:はい。企画はしますが、設計というか、骨組はつくるけど、デザインとか実際の制作は常駐しているデザイナーが作ります。

高田:横山さんは話したことを理解して形にすることが得意な方、とお聞きしました。

横山:ウェブはある程度予算をかければきれいにつくることはできる。でも、デザインだけではなく、使い勝手とか、何が重要かをくみ取ってつくらないと、きれいなHPだけど使いにくいものが出来上がったりします。ですから、まずは予算を確認し、どういうことを目的に、何を重視しているのか「経営者的な立場」と「お客様の立場」両方でアドバイスができるのではないか、と思っています。

高田:「やりたい」と「好き」が重なって起業して、若いときは企画制作を多数こなし、営業の経験もあったので、それが今につながっているんでしょうね。

横山:そうですかね。

高田:いろいろやっているうちに、「あれもやりたい!」「これもやりたい!」となったんですね。

横山:そうなんです。(笑) 大阪で会社を立ち上げ3年ほど経ったとき、主人が東京に転勤することになったんです。

高田:東京でオフィスを立ち上げて、知らない人ばかりで大変だったのでは?

横山:度胸があるのかな? 知らない人でもあまり気になりませんでした。知人やクライアント経由での紹介でどんどんビジネスがつながっていきました。友達は、やはり子供を介して公園で出会ったり、ですね。

1 / 612345...最後 »